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2014年10月 8日

今日も始まりました。 ☆週間前田☆です(^◇^)
第10回目は、歯磨きには欠かせない "歯磨き粉"のお話しです。画像10.jpg

今一般に出回っている歯みがき粉の、ほぼ9割に配合されているフッ素。
フッ素は、虫歯予防には欠かせない成分です。その虫歯予防には欠かせないフッ素の効果と、それをより効果的に取り入れる方法をご紹介していきます。

1.フッ素の働き
虫歯予防には、フッ素!とよく耳にしますが、一体そのフッ素には、どのような効果があるのでしょうか?
①歯を強くしてくれます
歯の表面のエナメル質を酸に溶けにくくしてくれます。フッ素が唾液の中にあると、エナメル質と反応して、歯を酸に負けない強い歯にしてくれるのです。

②お口の中の細菌の働きを弱めてくれます

フッ素には、抗菌作用があり、お口の中の細菌(プラーク)が作り出す酸の働きを抑えてくれて、ベタベタとしたプラークを作りにくくしてくれるのです。

③歯の再石灰化を促してくれます
お口の中の細菌によって、虫歯になりかけて溶け出してしまった歯の表面をフッ素の力で、修復してくれる効果があります。

2.フッ素の効果的な使い方
せっかくフッ素入りの歯みがき粉を使用するなら、そのフッ素の成分をよりたくさん取り込みたいですよね。それでは、フッ素入り歯みがき粉の効果的な使い方のポイントをお教えします。
①毎回の歯みがきでフッ素入り歯みがき粉を使用する
歯は、毎回の食事の際にも溶け出しています。唾液にはその溶け出した歯を、修復してくれる作用がありますが、フッ素でその歯の修復の手助けをしてあげましょう。

②歯みがき後は少ない水でゆすぐ

歯みがき後に、たくさんの水でブクブクとゆすいでしまうと、せっかくのフッ素も、お水と共に流れ出してしまいます。そのため、歯みがき後は少ない水で、1〜2回ゆすぐだけにしましょう。
日本の薬事法では、販売できるフッ素の濃度が、1000ppmと定められています。フッ素の濃度は、濃ければ濃いほど、その効果が期待できます。
フッ素は毎日取り入れてあげることが重要です。虫歯予防の第一歩は、歯みがきであり、その歯みがきでいかに効率よく虫歯の原因である、歯垢(プラーク)を取り除いてあげるかが重要になります。その歯みがきに、フッ素を取り入れてあげることで、より強く虫歯になりにくい歯にしてあげて下さい。

普段なにげなく使っている歯磨き粉ですが、毎日使うものですから、少しでも効果的に使って
効果をグググーンとアップさせちゃいましょう♪
何種類か揃えておいて、気分によって、使い分けで セレブ気分(笑) な~んて
いかがでしょうか(^^♪
それでは、また明日~(@^^)/~~~

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井上歯科 院長 井上秀彦

井上歯科
www.inoue-dentalclinic-coming.jp
院長 井上 秀彦

【略歴】
昭和57年
大阪大学歯学部卒
同保存科 入局

昭和58年
同助手

昭和60年
堀坂歯科医院
ニット健康保険組合等勤務

平成元年
3月3日 井上歯科 開院