歯にまつわるいろいろな歴史4
こんにちは(^^)
今回は日本です!
日本の歯科の始まりは、701年の大宝律令で医療制度のなかに耳目口歯科が確立されてからです。
歯科は、室町初期には口歯咽喉科となり、安土桃山時代には口歯科として独立しました。
口歯科を担当する医師は、一般医師の修行を終えた後に口中科を専門としたので、口中医と称しました。
室町末期から江戸時代にかけて、入れ歯のみを作る口中入歯師と
医学の専門教育を受け抜歯や口中の治療を行う口中医がいました。
江戸中期頃から、口中入歯師は一般民衆の治療を行うようになってきました。
ただし、江戸時代から続く口中入歯師、口中医などは、正式な歯科医師免許を取得せずに診療していたため、歯科医師の業務を圧迫していました。明治の後半になってやっと歯科医師の身分が確立しました。
確立するまで相当な時間がかかったんですね(>_<)
桑田