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2014年10月 7日

第9回目の ☆週間前田☆です。
今日は "歯が浮く原因"の後半戦に参りたいと思いま~す(^◇^)画像 8.jpg

⑤ 歯周病
歯周病が進行してくるといつも歯の周りの歯茎は腫れて出血しています。そこでは歯周病菌と歯茎の中の抵抗力が戦っています。疲労などで体の抵抗力が 落ちた時、歯周病菌の勢いが増し、歯茎が腫れて歯を浮き上がらせてしまいます。そのため歯が浮いているように感じてしまいます。歯医者で歯周病治療を行 い、定期的に歯周ポケット内の細菌を減らす必要があります。

⑥ 根の治療の後
虫歯で神経が死んでしまうと、根の先に膿が溜まり、根の治療が必要になります。根の先にも歯根膜があるために治療の時、傷ついた部分を治そうとして血液やリンパ液が流れ込み歯が浮いたようになります。治療中の歯は極力安静にすることが必要です。画像.jpg

⑦ 根の先の膿
根の先の顎の中に膿が溜まると、原因である歯を押し出そうとして歯が浮いた感じがすることがあります。根の治療をして細菌を無くせば浮いた感じは治 まってきます。また、根の先の膿が急に腫れる場合には痛みも伴い噛むことができなくなることもあります。歯医者で根の治療や根の先の膿の袋を取る必要があります。

⑧ マウスピースを外した後
ホワイトニングや歯ぎしり用のマウスピースを長時間使用すると歯が浮いたようになることがあります。マウスピースを使っているときに取れないように するため多少締め付けるような力が加わります。そのため歯が押されて歯根膜が引っ張られて歯が浮いたように感じます。マウスピースを外して30分程度ですぐに戻ります。

いかがでしたか? まさに、縁の下のなんとやら~ですね。
美味しく食べれるのも本当に、神サマ、仏サマ、歯根膜サマのお陰です<(_ _)>
それでは、また明日~(@^^)/~~~

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井上歯科 院長 井上秀彦

井上歯科
www.inoue-dentalclinic-coming.jp
院長 井上 秀彦

【略歴】
昭和57年
大阪大学歯学部卒
同保存科 入局

昭和58年
同助手

昭和60年
堀坂歯科医院
ニット健康保険組合等勤務

平成元年
3月3日 井上歯科 開院