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2015年2月27日

こんにちは(*^^)今日は「歯周病が全身に及ぼす影響」をお伝えします。


これまで歯周病は、お口の中だけの病気と考えられてきました。
しかし近年、歯周病が全身にもたらす影響、また全身が歯周病に与える影響についての研究が進められています。
ここでは、歯周病と関連があると言われている5つの症状について
一部をご紹介します。


<糖尿病>

糖尿病は、血糖を下げるホルモン(インスリン)が足りなくなったり、うまく作用しなくなることで、高血糖が続く疾患です。
血糖値が高い状態が続くと、様々な合併症が起きやすいとされており、歯周病は糖尿病の合併症として捉えられています。糖尿病の人は、糖尿病でない人に比べて歯周病になるリスクが高いという報告や、歯周病の治療によって歯ぐき炎症が改善すると、インスリンが働きやすい状態になって、血糖値が改善する可能性があるという報告があります。

<心疾患>

心疾患は、食生活や運動、ストレスなどの積み重ねが引き起こす生活習慣病の一つです。
歯周病のある人は、心疾患を発症するリスクが高いことが報告されています。また、歯周病が重篤であればあるほど、その発症リスクが高くなるとも言われています。これは、歯周病によって歯ぐきで産生された炎症性物質が血流を介して心臓血管にも影響を及ぼすためと考えられています。


<早期低体重児出産>

妊娠中の女性は、つわりによって口腔清掃が不良になりやすいため、歯周病に罹りやすくなります。歯周病による炎症性物質がへその緒を通じて胎児に影響するため、早期低体重児出産の確率が高まると考えられています。


<誤嚥性肺炎>

肺や気管は、咳など身体が生理的に反応することによって守られています。しかし、生理的機能が衰えると、自らの唾液や食べ物が誤って肺に入り、肺炎を起こしてしまいます。これを誤嚥性肺炎といい、唾液中に含まれる細菌が主な原因です。
歯周病菌は肺炎の原因となるものが多いので、高齢、認知症、脳血管障害、手術後など、食物の飲み込みを上手く行えない人は、特に注意が必要です。


<骨粗鬆症>

骨粗鬆症は、長年の生活習慣などにより、骨が弱くなる病気です。
全身的に骨が弱くなると、歯を支える歯周組織にも影響があると考えられています。一方で、歯周病は、歯を支える歯ぐきを破壊する病気です。歯槽骨が弱くなると歯周組織の破壊が進みやすくなるため、骨粗鬆症は歯周病を進行させる一因と考えられています。

2015年2月20日

無題.jpg
一足先に春の訪れ
井上歯科ではもう、つくしや菜の花、そうして蝶がとんでいます。もう、春ですね。やはり春というのはわくわくします。患者様にも当医院の飾りつけを見て、「四季を感じれて楽しい」「ほんとうにかわいい」「癒される」などお褒めの言葉をいただきます。歯科の治療というだけで緊張するものです、それを視覚だけでもリラックスしていただけたら、そんな思いで院長の飾りつけは行われています。(多分w)
そしてこの"飾り付けあるある"、だいたいの患者様が、おほめ頂いたあとに「どなたの趣味ですか?」と聞かれます。先ほども述べたとおり「院長」の趣味、飾り付けです。とお答すると、皆様ほとんどの方が驚かれます。
そして面白い事に、たまに、真剣に「え?こっち?(右手の甲を左の頬にあてる、あのジェスチャー付き)」と聞かれます。わたくしも、真面目に院長の名誉のため「いえ、違います」とお答えします。
井上院長はオネエではありません!!!(笑)
まだ当医院におこしではない皆さま、オネエ疑惑がかけられるほどの飾り付けをぜひ見に来てください。そしてその飾りつけに癒されながら安心して治療を受けて下さい。

DSC00648.JPG一足先に春の訪れ
井上歯科ではもう、つくしや菜の花、そうして蝶がとんでいます。もう、春ですね。やはり春というのはわくわくします。患者様にも当医院の飾りつけを見て、「四季を感じれて楽しい」「ほんとうにかわいい」「癒される」などお褒めの言葉をいただきます。歯科の治療というだけで緊張するものです、それを視覚だけでもリラックスしていただけたら、そんな思いで院長の飾りつけは行われています。(多分w)
そしてこの"飾り付けあるある"、だいたいの患者様が、おほめ頂いたあとに「どなたの趣味ですか?」と聞かれます。先ほども述べたとおり「院長」の趣味、飾り付けです。とお答すると、皆様ほとんどの方が驚かれます。
そして面白い事に、たまに、真剣に「え?こっち?(右手の甲を左の頬にあてる、あのジェスチャー付き)」と聞かれます。わたくしも、真面目に院長の名誉のため「いえ、違います」とお答えします。
井上院長はオネエではありません!!!(笑)
まだ当医院におこしではない皆さま、オネエ疑惑がかけられるほどの飾り付けをぜひ見に来てください。そしてその飾りつけに癒されながら安心して治療を受けて下さい。高野

2015年2月10日

歯ぐきが腫れて痛くなる事ありますよね。

歯は歯ぐき(歯肉)中にあるある
骨によって支えられています。

しかし、歯周病になると骨が
溶けてしまいます。
すると、歯と歯ぐきのすき間ができてしまいます。

この、すき間が細菌の温床となり
疲れている時や、体調が悪い時、
体力がおちたりした時に、細菌が
増殖し歯ぐきが腫れます。image1.JPG

歯ぐきが痛い時は、軟らかい
歯ブラシで磨くようにして下さい

痛い部分は、歯ぐきが弱くなって
いるので、無理に磨くと傷になります。

それによって、歯ぐきが傷つき
痛みが増すこともあります。

2015年2月 4日

んん~、寒い...口を開けば『寒い』しか言ってない気がする前田です(笑)画像 16-2.jpg
インフルエンザも流行中ですね。インフルエンザの予防に歯磨きも効果的なんですよ(^◇^)
さて、今回のテーマは、"歯周病は感染する?!"です(^O^)/

『親が早いうちから、入れ歯してたから私も歯ぐきが弱いので、遺伝だから仕方ないですよね~』という話しを、ちょくちょく耳にすることがあります。
そうですね~。確かに、歯周病も遺伝的なリスクが影響するんです。歯周病も虫歯と同じで、細菌が原因なので、体の抵抗力が強いか弱いかとか、そういう遺伝子レベルでの体質の影響っていうのがあります。更に歯並びも遺伝しやすく、親御さんが歯並びが悪いと、子供さんも似てしまい、歯磨きが難しくなりプラークが残りやすくなってしまいます。

だけど歯周病の原因って、実は後天的な要素のほうが問題が大きいんです。と、いうのもお口の中にたくさんの細菌を持っている人と一緒に暮らしていると、細菌感染のリスクが高くなるんです。なので、たくさんの歯周病菌を持つ親御さんと暮らしていると、子供さんにも感染しやすくなってしまいます。
それに、歯周病の感染って、親子間もそうなですけど夫婦間もとても問題で、ご両親ともに歯が悪いっていうのもよくある事なんです。
更に、もう1つ問題なのが生活習慣!! 軟らかくて噛み応えのないものを好んで食べていると(歯が悪いとますますそうなりがちです)プラークがつきやすいんです。
だから、家族の食事が全体的に軟らかめだと、家族中プラークがつきやすいお口になってしまいます。
その他にも、喫煙の問題もあるんです。家族の中で誰かが吸っていると、その本人はもちろんのこと、その周りではタバコからでる副流煙を吸ってしまいますよね。そうすると、家族みんなの免疫も低下してしまい、歯周病にかかりやすくなってしまいます。

歯周病は、感染症なので家族みんなで治していくほうが、合理的で効果も上がりやすいので是非、ご夫婦や親子一緒の治療をおススメ致します。

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井上歯科 院長 井上秀彦

井上歯科
www.inoue-dentalclinic-coming.jp
院長 井上 秀彦

【略歴】
昭和57年
大阪大学歯学部卒
同保存科 入局

昭和58年
同助手

昭和60年
堀坂歯科医院
ニット健康保険組合等勤務

平成元年
3月3日 井上歯科 開院