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2014年10月 6日

台風の風凄かったですよね~。皆さま、大丈夫でしたか?

さて今週は、前田が担当させていただきま~す(^◇^)

第8回目の ☆週間前田☆ は"歯が浮く原因 "を2回に分けてお話しさせてもらいます。
まずは、前半戦に参ります!!

歯が浮く原因は歯根膜(しこんまく)のダメージ

歯の周りには噛んだ時に硬いものや軟らかいもの、くっ付きやすいものなどと判断する歯根膜というものがあります。この歯根膜は骨と歯の間にある薄い膜で神経や 血液、リンパ液などが豊富にあります。食事中に砂や骨など小さなものを感じ取れるのはこの歯根膜のおかげです。歯根膜にダメージを受けると、歯根膜は流れ ている血液やリンパ液の量を増やしてダメージを回復しようとします。このとき歯根膜が厚くなり、骨から歯が浮いた状態になるのです。
画像 8.jpg

歯が浮く、8つの原因と対処法
① 疲労やストレス
疲労やストレスは体全体の血液やリンパ液の循環を悪くします。肩こり、頭痛、だるいなどはすべて血液の循環が悪くなって起こることです。歯が浮くこともこの循環の悪さが起こしています。歯ブラシで優しく歯ぐきをマッサージするようにしてみて下さい。血行が良くなり歯ぐきの浮きも落ち着いてきます。
② 歯の使い過ぎ
硬いものや同じ物を食べ続けると歯根膜の休まる時が無くなり歯が浮いた感じがしてきます。歯に圧力が加わり続けると歯根膜にダメージを与えてしま います。このダメージを治そうとして、歯根膜に血液やリンパ液が集まり歯が浮いてしまいます。使いすぎたと思ったら安静にしておいてください。徐々に落ち 着いてきます。
③ 食いしばり
歯と歯は一日に接触している時間は20分程度です。普段は安静空隙(あんせいくうげき)という1mm程の隙間を作っています。食いしばりのある方は 集中してしまうと長い間、強い力で歯と歯が接触し、歯根膜にダメージを与えてしまうために、歯が浮いたように感じます。自分で意識して食いしばらないよう にすると落ち着いてきます。
④ 歯ぎしり
歯ぎしりはほとんどが寝ている間に行われます。無意識に行っている歯ぎしりは、歯を強い力で左右に大きく揺さぶり歯根膜を引っ張って伸ばし、歯が浮いたようになります。歯ぎしりの強い方は歯医者でマウスピースを作り、歯や歯茎を守る必要があります。

今日のお話しは、ここまでです。
明日は残り4つの後半戦をお届しますね~。
それではまた、明日~(@^^)/~~~

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井上歯科 院長 井上秀彦

井上歯科
www.inoue-dentalclinic-coming.jp
院長 井上 秀彦

【略歴】
昭和57年
大阪大学歯学部卒
同保存科 入局

昭和58年
同助手

昭和60年
堀坂歯科医院
ニット健康保険組合等勤務

平成元年
3月3日 井上歯科 開院