良く噛むこと
"良く噛むこと"は消化の促進や
肥満予防につながることで
知られていますが、
近年は「脳の働き」とも
深い関係があるのではないかと
注目されています。
ある実験では、65歳以上の
約1000人を対象に
「噛むことと記憶の関係」に
ついて調査しました。
この実験では、ガムを2分間
噛んで64枚の写真を記録した時と
ガムを噛んだ後に記録した時に
記録した時の方が正答率が
アップしたそうです。
また、70歳以上の約1200人
を対象に実施した調査では、
脳が健康的な人の歯は平均14.9本
残っていたのに対し、認知症の
疑いのある人は平均9.4本と、
脳が健康な人より約5本も
少なかったそうです。
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現代医学ではまだ、噛むことと
認知症予防の関係性ははっきり
わかっていませんが、少なくとも
「 よく噛むことが脳に刺激を
与える1つの手段にはっているの
ではないか」と専門家の先生は
話しています。