お魚天国
んちゃ~!!!と、いうことで、第14回目の☆週間前田☆を始めま~す(^◇^)
今日は"レッツ お魚天国"です。
皆さま、こんな言葉を聞いたことはありますか?「左ヒラメに右カレイ」とは、ヒラメとカレイの見分け方の言葉で、両者ともカレイ目に属し、お腹を手前にして左に顔があるのがヒラメ、右にあるのがカレイなんです。
ところがカレイの仲間でも、左に顔があるものもいるから話しはややこしく、ヌマガレイがそうなんです。さらに面白いことにこのカレイ、アメリカ西海岸では左に顔のあるものが50%、ところがアラスカ沖では70%、それが日本では100%。
"左ヒラメ"に"右カレイ"は、万国共通ではないんですから驚きトドロキです。
それではヒラメとカレイを見分けるには、どうすればよいか?実は、両者の顔を見ればわかるのです。ヒラメは、口が裂け怖い顔をしているのに対し、一方のカレイはおちょぼ口で優しい顔なんです。
もう一つの大きな違い。それはなんと『歯』。ヒラメの歯は大きく尖っているけれど、カレイの歯は小さい。この差は、両者のエサの違いに起因していて、ヒラメはイワシやアジを食べる。そのためには大きくて強い歯が必要です。また、肉食だからどう猛な顔になる。
それに対してカレイは、イワムシやゴカイを食べているため、歯も小さくてすむ。
それぞれの食べ物の差が、歯の違いであり、顔の違いとなって現れるのです。
さてヒラメは、白身の高級魚として鯛と並び称され、刺身やお寿司のネタとなっている。しかし、江戸時代にはカレイのほうが美味で高級魚とされていた。それではなぜ、現在はヒラメのほうが高級魚なんでしょう?
その秘密も顔の向きにあり、日本料理の基本。それは料理を出すとき、頭を左に向ける。
これが高級魚とされている理由の一つです。そこでカレイを出すときには、「のし」を付けたり、裏返しにして目の位置に赤いナンテンの実を添えて無礼をわびるんだそうです。
なるへそ~。顔の向きひとつでこんな違いがあるなんてビックリですね!!ちなみに、あたしの寝るときの向きは.........
あっ?!別に、この情報は要りませんでしたかねっ(^^ゞテヘへ~笑
今週の☆週間前田☆は、今日で終わりです。ではでは、また~(@^^)/~~~