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2014年11月 7日

んちゃ~!!!と、いうことで、第14回目の☆週間前田☆を始めま~す(^◇^)
今日は"レッツ お魚天国"です。

皆さま、こんな言葉を聞いたことはありますか?「左ヒラメに右カレイ」とは、ヒラメとカレイの見分け方の言葉で、両者ともカレイ目に属し、お腹を手前にして左に顔があるのがヒラメ、右にあるのがカレイなんです。
画像14.jpg
ところがカレイの仲間でも、左に顔があるものもいるから話しはややこしく、ヌマガレイがそうなんです。さらに面白いことにこのカレイ、アメリカ西海岸では左に顔のあるものが50%、ところがアラスカ沖では70%、それが日本では100%。
"左ヒラメ"に"右カレイ"は、万国共通ではないんですから驚きトドロキです。
それではヒラメとカレイを見分けるには、どうすればよいか?実は、両者の顔を見ればわかるのです。ヒラメは、口が裂け怖い顔をしているのに対し、一方のカレイはおちょぼ口で優しい顔なんです。
もう一つの大きな違い。それはなんと『歯』ヒラメの歯は大きく尖っているけれど、カレイの歯は小さい。この差は、両者のエサの違いに起因していて、ヒラメはイワシやアジを食べる。そのためには大きくて強い歯が必要です。また、肉食だからどう猛な顔になる。
それに対してカレイは、イワムシやゴカイを食べているため、歯も小さくてすむ。

それぞれの食べ物の差が、歯の違いであり、顔の違いとなって現れるのです。

さてヒラメは、白身の高級魚として鯛と並び称され、刺身やお寿司のネタとなっている。しかし、江戸時代にはカレイのほうが美味で高級魚とされていた。それではなぜ、現在はヒラメのほうが高級魚なんでしょう?
その秘密も顔の向きにあり、日本料理の基本。それは料理を出すとき、頭を左に向ける。
これが高級魚とされている理由の一つです。そこでカレイを出すときには、「のし」を付けたり、裏返しにして目の位置に赤いナンテンの実を添えて無礼をわびるんだそうです。
なるへそ~。顔の向きひとつでこんな違いがあるなんてビックリですね!!ちなみに、あたしの寝るときの向きは.........
画像14-2.jpeg
あっ?!別に、この情報は要りませんでしたかねっ(^^ゞテヘへ~笑

今週の☆週間前田☆は、今日で終わりです。ではでは、また~(@^^)/~~~

2014年11月 5日

う~ん、寒い!という事で、第13回目☆週間前田☆で、始めます(笑)
今日は"歯のマイナス連鎖"についてお話ししていきます(^◇^)
なんだか、タイトルだけ聞くと、コワイ響きですよね...。
何かと言いますと、タイトルにも書いたように、歯におけるマイナスの連鎖というものがあるんですね~。
『いや~、怖いですね~』(稲川淳二風に)画像13.jpg

虫歯を削って詰めると、ひとまず痛みは止まります。でも歯はもとどおりに治るわけではありません。削って歯質の減った歯は、噛む力に対する耐久性が弱くなってしまいます。
小さな詰め物(レジン)をきっかけに歯が傷みやすくなり、大きめの詰め物(インレー)に、さらに被せ物(クラウン)に、そして被せ物を支える歯の根が疲労し抜歯に...
これが、マイナスの連鎖(デス・スパイラル)と言われているものです。

予防歯学の進化により歯質を残すことの大切さが明らかになった現在、歯科では
デス・スパイラルのそのもののきっかけになる"削る治療を減らそう"と考えるようになりました。ただし、これを実現するには患者さまの協力が欠かせません。前回の"プロの目"でもお伝えしたように、すでに穴が開いてしっまている虫歯を治療するには、歯を削り詰め物をするしか方法がないからです。
特に、小学生~20歳頃までの虫歯になりやすい時期に、プロの管理を受けながら詰め物を減らして、なるべく歯を削らずに乗り切ると、大概の人はその後、歯で悩む人生を送らずに済みます。
『すでに治療だらけだからいまさら無駄ムダ~』と、諦めないでください!
声を大にして言います!! 『諦めないでください』
さあ、皆さまもう一度『諦めないで・・・』 しつこいですね(笑)
いや、それだけ定期的に"プロの目"でチェックするのは大事なんです。
新たな虫歯を防ぐのはもちろん、詰め物の周りの歯が傷んでいないかどうかをチェックし、早期に小さく補修をして維持管理していけば、詰めたり被せたりしてある歯の傷みを最小限に抑えていくことが出来るんです。
それでは、皆さま、サンハイ!!『諦めな...』
画像13-2.jpg  『しつこいだワン!! これでも、くらえワ~ンッ!!』

はい...で、で、で、でわまた明日~(@^^)/~~~

2014年11月 4日

どもども~!! 3連休明けの今週から、前田の登場です。
第12回目の☆週間前田☆の始まりでござんす(^◇^)
今回のテーマは"プロの目"のお話しです。

虫歯とは、穴が開いて初めてわかるものと思われがちですが、実は決してそうではないんです。突然穴が開くわけではなく、まず虫歯菌の出す酸によって歯の表面のカルシウムやリンが溶け、歯の表面がうっすらと白くなるところから始まるんです。
この初期虫歯の段階で、虫歯に気付き、予防して進行を止める事ができれば、歯に穴は開かず、もちろん詰め物をする必要もありません。唾液のなかに溶け出しているカルシウムやリンによって歯が修復されることもあります。
ところが虫歯が進み、歯に穴が開いて少しずつ進行していくと、細菌がさらに内部の神経へと入り込んで炎症が起きてしまうかもしれず、そのままでは放っておけません。
そこまで進行してしまうと、細菌で汚れた部分を丁寧に削って、しっかりと詰め物をするしか治療方法はないんです。
『じゃあ、初期のうちに見つければ問題ないでしょ?』と思われた方もいると思います。

ですが、これがまたまた、初期の虫歯を自分で見つけるのは、なかなか難しいんですね~。これを診断するには、歯の表面をキレイにクリーニングして汚れを取り除き、エアをかけて乾かして診る私たちプロの目の出番なんです!なんです!!そ~なんです!!!(←強調 笑)
画像12-2.jpeg シャキーン

ですので、『痛くないし~』『穴も開いてないし~』と放っておくと、詰め物が増えていく原因にもなります。
穴が開く前に定期的に予防出来れば、あの削る時のギュイーンの音も痛みの心配も
せず、無駄に心拍数を増やすこともありませんよね(笑)
画像12.jpg 「虫歯なりかけは居ませんか~?私たちプロの目で~」

笑笑笑
この画像で無駄に心拍数増やしてしまわれた方スイマセン...笑

それでは、また明日~(@^^)/~~~

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井上歯科 院長 井上秀彦

井上歯科
www.inoue-dentalclinic-coming.jp
院長 井上 秀彦

【略歴】
昭和57年
大阪大学歯学部卒
同保存科 入局

昭和58年
同助手

昭和60年
堀坂歯科医院
ニット健康保険組合等勤務

平成元年
3月3日 井上歯科 開院