歯にまつわるいろいろな歴史1
こんにちは(^^)桑田です。
秋!真っ只中ですね。いい気候だとお出かけしたくなりますね☆
さて今回は歯にまつわるいろいろな歴史を垣間見たいと思います。
「歯をみがく」という思想は
インドから仏教と共に中国や韓国を経て552年に日本へ伝えられました。
そこで、今回はインドのお話。
インダス文明時代の古代インドでは、端を噛み潰した「ニーム」と呼ばれる木の小枝で
1日2回歯みがきを行っていました。ローマ時代には動物の骨や卵の殻を焼いた灰で歯をみがいていました。
ニームは日本でも害虫除けの木として知られていますが、その薬効をインドでは古くから歯磨きや治療薬に用いてきました。
歯磨き粉や楊枝はインドからアジア各国に広まったともいわれています。
きっちりなインド人は虫歯になりにくいみたいです。その他にも理由が!
インドのカレーに使われる多種多様のスパイスには、漢方成分が含まれるものが多くあり、薬膳としての力を発揮しています。例えば「クローブ」というスパイスは抗炎症作用があるので虫歯の上に乗せると痛みが軽減するという説が!!。
激辛カレー、インド人の味覚って変じゃないの?と思っていましたが、ある意味では理にかなった食習慣だったんですね。
でも、インドがきっちりな話ばかりで終わるはずがありません。
実はインドのパンやご飯には、かなりの確率で「小石」が混入しています。
つまり、歯が折れてしまうというアクシデントは日常茶飯事!残念ながら、歯医者要らずの国というわけではなさそうですね(>_<)