歯磨き粉の歴史
こんにちは(^^)今日は歯みがき粉の歴史についてお伝えします!
古代エジプトのパピルスには、歯磨剤に何を使っていたかという記録が残っており、記録としては世界最古と言われています。
その歯磨剤の材料は、蜂蜜・緑粘土・火打ち石・ビンロウ樹の実(タンニン)などを使って製造していました。
古代ローマでは、動物の骨を焼いた骨灰や卵の殻を焼いた灰を用いて歯磨剤製造をしていたといわれています。
日本では、4世紀頃から「塩」を歯磨剤として使用し始めました。
そして、長く「塩」を歯磨剤として使っていましたが、江戸時代(1625年)に入り、塩に房州砂、貝殻粉末などを混ぜた粉歯磨の販売開始しました。
「歯を白くする」「口の悪しき匂いを去る」というキャッチコピーも添えられていました。
明治になると、西洋処方の歯磨剤やアメリカ処方の歯磨剤に次第に変わっていき、この処方での研磨剤は現代の歯磨剤のものとほぼ同じ質のものです。
そして、明治21年、資生堂社から日本で初めての練り歯磨き「福原衛生歯磨石鹸」が発売され、明治44年には、ライオン社(当時は小林富次郎商店)が日本で初めてチューブ入り(押出管入り)の煉(ねり)ハミガキ「ライオン煉歯磨」を販売しました。
桑田