花粉症と歯周病の関係
「花粉症」 の本格的なシーズンに突入しましたね~❀❀❀
「花粉症」はくしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみなどの症状が代表的ですが、実は "お口の中にもトラブルを引き起こしてしまう" のです。
そこで今回は、『花粉症と歯周病の関係』についてお話させていただきます。
■■■■■■ 花粉症と歯周病の関係 ■■■■■■
「花粉症と歯周病って関係があったの...?」 と思われた方もいると思います。
実は、花粉症の主な症状 "鼻水・鼻づまり" は、お口にとって "一番の大敵" なんです!
それはどうしてかというと、花粉症で鼻が詰まると鼻呼吸ができなくなり、口で呼吸をすることが多くなります。すると、お口の中の水分が蒸発しやすくなって、口の中がカラカラに乾燥してしまいます。(このような、経験をされた方も、多いかと思います)。
また、花粉症のお薬には、唾液の分泌を抑えてしまうものが多くあるため、薬を飲んで花粉症の症状を抑えても、やはりお口の中は乾燥してしまいます。
すると、お口の中で細菌が繁殖しやすくなり、歯の周りに "歯垢(プラーク)" が付きやすくなってしまいます。そんな状態のまま、十分な歯磨きをしていないと磨き残しが多くなり、それがやがて "歯石" になってしまいます。(歯垢は2日で歯石になってしまうといわれています)。
また、歯石になって硬くなると、なかなか歯みがきだけでは落とせなくなってしまい、さらに、歯石の上に歯垢がどんどん溜まって...と悪循環に~((+_+))
そして、これを放置していると、歯ぐきが腫れたり、痛んだり、硬いものが食べにくくなったりといった症状があらわれる "歯周病" になってしまうのです。
ですので花粉症の方は、長い時間お口の中が乾燥状態になると、口内環境が悪くなりやすいのです。
« 花粉症の人が歯周病にならないための予防策 »
特に症状の悪い時、特に気をつけていただきたいことは...
●歯をこまめにきちんと磨く
●水分を多く摂る
●キシリトールガムを噛んで、唾液が出ている状態を多くつくる
以上の点です。
本当にこの時期から花粉症の方は、辛いですよね。。。私もマスクの中は、大洪水でエライ事になっております(笑)
鼻の周り、目の周りに、ワセリン塗ると花粉が中に侵入してくるのを防げるらしいですよ~!!
しかも、鼻をかみすぎて乾燥している肌の乾燥予防にもなりますし、一石二鳥ですよね♪
←この時期の前田です(笑)