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2015年2月 4日

んん~、寒い...口を開けば『寒い』しか言ってない気がする前田です(笑)画像 16-2.jpg
インフルエンザも流行中ですね。インフルエンザの予防に歯磨きも効果的なんですよ(^◇^)
さて、今回のテーマは、"歯周病は感染する?!"です(^O^)/

『親が早いうちから、入れ歯してたから私も歯ぐきが弱いので、遺伝だから仕方ないですよね~』という話しを、ちょくちょく耳にすることがあります。
そうですね~。確かに、歯周病も遺伝的なリスクが影響するんです。歯周病も虫歯と同じで、細菌が原因なので、体の抵抗力が強いか弱いかとか、そういう遺伝子レベルでの体質の影響っていうのがあります。更に歯並びも遺伝しやすく、親御さんが歯並びが悪いと、子供さんも似てしまい、歯磨きが難しくなりプラークが残りやすくなってしまいます。

だけど歯周病の原因って、実は後天的な要素のほうが問題が大きいんです。と、いうのもお口の中にたくさんの細菌を持っている人と一緒に暮らしていると、細菌感染のリスクが高くなるんです。なので、たくさんの歯周病菌を持つ親御さんと暮らしていると、子供さんにも感染しやすくなってしまいます。
それに、歯周病の感染って、親子間もそうなですけど夫婦間もとても問題で、ご両親ともに歯が悪いっていうのもよくある事なんです。
更に、もう1つ問題なのが生活習慣!! 軟らかくて噛み応えのないものを好んで食べていると(歯が悪いとますますそうなりがちです)プラークがつきやすいんです。
だから、家族の食事が全体的に軟らかめだと、家族中プラークがつきやすいお口になってしまいます。
その他にも、喫煙の問題もあるんです。家族の中で誰かが吸っていると、その本人はもちろんのこと、その周りではタバコからでる副流煙を吸ってしまいますよね。そうすると、家族みんなの免疫も低下してしまい、歯周病にかかりやすくなってしまいます。

歯周病は、感染症なので家族みんなで治していくほうが、合理的で効果も上がりやすいので是非、ご夫婦や親子一緒の治療をおススメ致します。

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井上歯科 院長 井上秀彦

井上歯科
www.inoue-dentalclinic-coming.jp
院長 井上 秀彦

【略歴】
昭和57年
大阪大学歯学部卒
同保存科 入局

昭和58年
同助手

昭和60年
堀坂歯科医院
ニット健康保険組合等勤務

平成元年
3月3日 井上歯科 開院